独立したフリーランスにとって欠かせないのがセルフブランディング、つまり自分をブランド化していく対策です。自分が仕事を担当するに相応しいスキル・実績を備えていることを証明しつつ評判を高めていく対策です。自分を、ひとつの商品/ブランドと位置づけたうえでより高い評判を得るための対策とも言えるでしょう。

ファッションブランドに代表されるように、一度ブランディングに成功した商品・企業はその名前だけで、「高品質」「高い価値」「信頼性の高さ」をアピールすることができます。例えば、同じ価格・同じ品質の商品があった場合、多くの人はブランド価値が高い方を選びます。セルフブランディングとはこれを人間の立場で行うわけです。

クライアントがフリーランスに仕事を発注しようと思ったときに「この人に頼めば間違いないだろう」と思ってもらえるようなセルフブランディングを行うことができれば、安定して案件を獲得してフリーランスとして活躍する環境を得ることができるでしょう。

そんなセルフブランディングのポイントとしては、情報発信を積極的に行う、クオリティの高さを追求して信用を高める、希少価値をアピールする、この3点が重要になってきます。2つ目のクオリティの追求は当然のこととして、SNSなどを駆使してセルフプロモーションを行うこと、特定の分野での実績やスキルを身につけて独自性をアピールすることも重要です。

仕事をする際には、この独自性・希少価値を得ることを意識して仕事を選んでいくのもよいかもしれません。自分にしかできないこと、自分だから提供できることを積極的にアピールする。これがセルフブランディングの鉄則です。